イルカを助ける
イルカとの共存

イルカを助ける

イルカの人間社会による影響は、漁や環境汚染によるものが大きな比重を占めています。イルカと人間が対等な生き物だということが認識されていれば、このように人間本位なことは起こらなかったのかもしれませんね。イルカと人間が一緒に暮らしていくには、どんなことができるのでしょうか。

環境汚染によるイルカの影響

ある研究で、イルカの体から有害な物質が発見されました。イルカだけではなく、クジラやアザラシなどにも見られます。検出されたのは水銀や銅、ダイオキシンなどです。環境汚染の影響を受けた小魚たちをイルカが食べ、それを食べた母イルカから子イルカに母乳で受け継がれるという図式は想像に難くありません。この状況が続けば食べられる餌が少なくなりますし、奇形や病気になるイルカが増えるかもしれません。そして、もしそのイルカやクジラを食べる習慣がある人は、食糧にすることはできなくなるのです。


イルカに関するいろんな取り組み

イルカの棲む環境を守るということは、何よりイルカが安心して海で暮らせるような環境を作ることです。

イルカの捕獲からウォッチングへ

静岡県伊東市富戸は、イルカ漁で話題になった町です。人間の目線で見ていた海をイルカの目線で見るという視点の変換はこの町が初めてのことでした。この件は地域の人が理解し、協力しあうことで実現できた良い例ではないでしょうか。

イギリス小型捕鯨類混獲対応戦略

イギリスでは、2003年に「イギリス小型鯨類混獲対応戦略」というものを発表しました。イルカやクジラの混獲防止を目的として、イギリス漁船に警報装置を取り付ける、イルカやクジラに配慮した漁を促進する制度、混獲防止に効果的な監視制度を導入しています。


ウォッチングの注意

イルカとふれあうことができる地域では、日本でもそれぞれにガイドラインが作られています。このルールを守ることが、イルカを仲良くなれる秘訣でもあるのです。

不用意に餌を与えない

1度餌を与えてしまうと、野生のイルカは餌を自分で捕らなくなってしまいます。

船は近づきすぎない

イルカの邪魔をしたり驚かせないように、各地のガイドラインに従います。

イルカを疲れさせない

水中に入るときは、同じイルカの群れに2回以上エントリーしない。


ダイビングについて

海に入るときはイルカの様子を確認し、静かに入る

イルカを驚かせないようにするため。

イルカのほうから近づくのを待つ

イルカに興味をもらえるように、惹き付けることはできます。

大きな音を出さない

イルカにとって音は生活する上で大切な感覚なので、余計な音が入らないようにします。

イルカに触らない

イルカに必要な分泌液に触れてしまうと、イルカが病気になることがあります。


水族館の必要性

世界中には450の水族館があり、そのうちの65は日本、水族館に似た施設も含めると110あります。それを考えると、日本の水族館の数は多いことになりますね。けれど海外の水族館に比べると、まだまだ工夫が必要なように感じます。

例えば、大きな違いといえば、日本はイルカや魚たちを囲んだところを見学しますが、海外ならイルカや魚たちが悠々と泳いでいるところを見学させてもらっている、という違いです。日本でも魚が泳いでいるトンネルの下を通ることはありますが、まだまだ少ないのではないでしょうか。

本来イルカは海で暮しているだけなら、人間の指示で動く必要はありませんし、ショーでストレス発散をすることもありません。人間がイルカの生活を見せてもらう、というスタンスが丁度良いと思うのです。


身近にできること

普段から私たちができることといったら、イルカのことを想いながら環境を守るということではないでしょうか。海を守ることがイルカを守ることに繋がって欲しいな、と思います。

常に海が汚れたときを想像して生活する

例えば、料理に使った油をそのまま排水溝に流さないとか、海にゴミを投げない、石鹸を使いすぎないといったことです。

救助の方法を知る

もし、座礁や混獲などしているイルカがいたときの救助方法を知ることで、混乱を避け、無駄な時間を省くことができます。

ドルフィンマークの製品を選ぶ

日本では、まだこのマークは使われていないのですが、一部の国では、イルカを傷つけない漁法でマグロを捕っていることを表示しています。輸入キャットフードにも使われているので、見かけたら是非そちらを選んでくださいね。

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